言葉の発達を促すには、1歳までの関わり方が大切!言葉力を育てるポイント4つをご紹介

言葉の発達を促すには、1歳までの関わり方が大切!言葉力を育てるポイント4つをご紹介

こんにちは、言語聴覚士のむぎちょこです。

赤ちゃんが生まれてから1歳くらいまでの間は、言葉の基礎力を高めるという意味では大切な時期となります。

そのため、言葉を育ててあげることは、「たくさんお喋りができるようになる」ためにとても重要な意味があります。

しかし、ただ単に「言葉そのものを教える」だけでは、言葉の力(言葉力・ことばりょく)は育ちません。

実は、普段の関わり方や赤ちゃんへの声掛けを適切に行なう中で、言葉力を育てていくことが何より大切になるのです。

1歳までの間に言葉の力が伸びてきます

赤ちゃんが生まれて1歳のお誕生日を迎える頃には、赤ちゃんは「泣いて知らせる」という手段だけではなく、指さしや発声を使った要求や報告が見られるようになってきます。

ママが声をかけると、「うん、うん」とうなづいたり、言いたいことが伝わらないと首を横にぶんぶん振って必死に抵抗したり、はっきりとした意思表示をするようになりますよね。

この時期に言葉の力(言葉力・ことばりょく)を養ってあげることは、1歳以降の言葉の力を伸ばすためにも大切なこととなります。

「早くお喋りができるようになってほしい!」と焦ってしまう気持ちがあるかもしれませんが、言葉を教えたら喋るようになる、といったものではありません。

それよりも、普段の関わりや遊びの中で言葉を育てていくことが大切になります。

言葉力を育てるコツ

それでは以下に、言葉力を育てるコツをご紹介します。

1.赤ちゃんからの要求、報告、拒否に、はっきりとリアクションをする

赤ちゃんが人に働きかけようと相手を見たり、声を発したりしている時は、ママからも積極的に反応してあげましょう。

「そうだね~」と頷いたり、「あははは!」と笑ったり、声のトーンを変えたり、オーバーアクションで、赤ちゃんからの働きかけに反応してあげるのがよいでしょう。

ママからしっかりと反応が返ってくれば、赤ちゃんは「この方法はちゃんと通じるんだ!また今度使ってみよう!」と感じ、「伝えたい!」という気持ちが育っていきます。

2.言葉以外の表現方法でもOK

赤ちゃんの表現方法は、言葉以外のものでもOKです。

身振りや指さし、視線、表情、行動など、赤ちゃんが今持っている力を出し切ることが大切なのです。

例えばあなたが、言葉を話せない外国に旅行に行ったとき、身振り手振りを使ってコミュニケーションで伝われば「伝わった!」という喜びはとてつもなく大きいですよね。

赤ちゃんも同じです。

大事なのは、言葉での表現を増やすことではなく、どんな表現方法であっても、「相手に伝わったことを実感する機会を増やす」ことなのです。

Advertisement

3.赤ちゃんが言いたいことの代弁をする(見本をみせる)

言葉が出始めるようになってくると、単語だけで色々なことを伝えようとするようになります。

例えば、犬を見て「ワンワン」とだけ言ったとします。しかし、その「ワンワン」という言葉には、色々な意味が含まれています。

お散歩中の犬を見つけた時なら、「ママ~ワンワンがいるよ、かわいいね」という意味で言ってるのかもしれません。

ペットショップなら「ママ~!あのワンワン飼いたいな!」という意味かもしれません。

そのような場面では、「ワンワンかわいいね」「ワンワン飼ってみたいね」など、大人が推測できる範囲で、赤ちゃんの言葉を補うように代弁していきましょう。

大人が適切な「言葉の見本」を聞かせることが、単語~2語文へと言葉を促すことに繋がります。

4.絵本の読み聞かせ

絵本の中では、掛け声(よいしょ、よいしょなど)や擬音語(ブーブーなど)がくり返し出てきます。

これらの声や音は赤ちゃんにとって、とても覚えやすいフレーズの一つです。

同じ絵本を繰り返し読み聞かせることで、自然にその音を覚えていきます。

また、その絵本に慣れた頃に、決まったフレーズの場面になれば、わざとじらして大人が次の言葉を言わずに待ってみましょう。

例えば、「いちにの?」や「よーい?」で子どもの反応を待ってみるのです。

それにつられて、赤ちゃんは思わず言葉を発することにつながります。

まとめ

いかがだったでしょうか。

1歳頃までの時期は、上でご紹介をしたような取り組みを通して、言葉力の基礎を育ててあげることが大切です。

赤ちゃんにとって分かりやすい方法で伝え、赤ちゃんが「今できるやり取りの方法」で関わってあげることで、赤ちゃんは「伝わることの楽しさ」を学んでいきます。

そして、それが言葉力を養っていく何よりの近道なのです。

ぜひ、毎日のやり取りの中で、言葉力を育ててあげるようにしましょう。

 

 

子どもの体の発達と姿勢学習のコツが分かるサイト

CTA-IMAGE 子どもと姿勢研究所は、子どもの体の発達や姿勢を良くするコツについて学べるサイトです。こども発達WEB編集長の西村猛(子どもの発達アドバイザー)が運営しています。

言葉の発達カテゴリの最新記事