幼児は遊びの中で体幹筋を鍛えよう。お家でできる親子遊びのご紹介

幼児は遊びの中で体幹筋を鍛えよう。お家でできる親子遊びのご紹介

こんにちは。こども発達WEB編集長の西村です。

幼児期の強い体幹作りは、遊びを通して行うことがポイントです。

遊びといっても、なにか特別なものを用意する必要はありません。今回はパパやママと簡単にできる遊びをご紹介します。

体幹筋は姿勢安定や体の活動にとって大切な筋肉

体幹は、体の胴体の部分のことを指し、そこにある体幹筋は姿勢保持や体の活動の場面において、体を安定させる役割があります。

この体幹筋が十分働かないと、姿勢を安定させることができずに体がグラグラする、長時間良い姿勢を保持することができず、背中が曲がった姿勢になってしまう、活動時に体が安定しないため目的の動作がうまく行えない、などの問題が起こってきます。

また、腹筋には内臓を守る壁としての役割があります。

子ども遊びや活動の中で、転んだり、落ちたりすることがあります。

お腹を打ったとき(打撲した時)張りのある腹筋があることで、胃や腸などの内臓が守られます。

内臓を守るクッションとしても、腹筋は大切な存在なのです。

仰向けから起き上がる腹筋運動が、幼児に適していない理由とは?

この体幹筋を鍛える方法として、まず思いつくのが、腹筋運動(仰向けに寝た状態から、体を起こす運動)だと思います。

しかし、幼児にとってこの方法による腹筋運動は効果的とは言えません。

その理由は、

1.同じ動きを繰り返し行うこの運動は、幼児にとって飽きやすい運動のため、繰り返し練習しづらい

2.この運動では、お腹の真ん中にある腹直筋しか使わないため、腹直筋以外の腹筋を強化させることができない
※腹直筋はよく「割れている」と表現されるお腹の真ん中にある筋肉(腹筋の一つ)です。

といったことが挙げられます。

特に姿勢を保持する時に重要になるのは、腹直筋ではなくお腹の横、そして奥深くにある腹横筋です。

いわゆる腹筋運動では、腹横筋は活動することがないため、いくらこの腹筋運動を行っても、腹横筋のトレーニングにはならにため、姿勢改善は期待できません。

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幼児の体幹筋力は、遊びの中で鍛えよう

では、どのように幼児の体幹筋を鍛えると良いのでしょうか。

それは、「遊びの中で体幹筋を鍛える」方法です。

単純活動の運動は、幼児にとって全く楽しくないため、できるだけ遊びの中で、あるいは遊びの要素を取り入れた活動を通じて鍛えていくのがよいでしょう。

また、腹直筋だけでなく、腹横筋を始めとする他の腹筋も一緒に鍛えることができれば、最も効果的なトレーニングになります。

それでは、体幹筋を鍛えるために効果的な遊びを2つご紹介します。

1.ママ・パパ上り

床の上にあぐらまたは正座したパパやママの体を、登っていく遊びです。

階段を上るのと違って、パパやママの体は複雑です。

ロッククライマーの気持ちで、上って行き、最後はおんぶの位置まで上りましょう。

この遊びは「ジャングルジムを上る」ことと同様の効果が得られます。

「人の体」という不安定な場所を上るので、上っている間は、体幹筋がとてもよく活動します。

2.手押し車

保育所や幼稚園でもよく行われる遊びです。

お子さんは腕立てのような体勢となり、ママやパパは立った状態で、腕立て状態になっているお子さんの足首を持ち、「手押し車」のように前に進んでいく遊びです。

この運動は、姿勢保持に重要な役割を持つ、腹横筋の強化に最適です。

進む方向を、適宜変える(まっすぐ進む以外に、いろいろな方向に進む)ことで、腹筋の色々な場所を鍛える効果があります。

まとめ

体幹筋は、姿勢の保持や活動の基本となる筋肉のため、幼児期からしっかりと使う機会を持たせ、強化していくことが大切です。

しかし、いわゆる腹筋運動のようなトレーニングは、集中が続かないこと、腹筋の一部分しか使わないなどの問題があります。

幼児に向いている体幹筋の鍛え方は、遊びの要素を取り入れることが大切です。

ママやパパの体を上る遊びは、複雑な動きとなるため、体幹筋の色々な部分を使うことにつながり、大変効果的な遊びです。

また、手押し車遊びも、姿勢保持に重要な役割を持つ腹横筋を鍛えることができるので、オススメの遊びです。

ぜひ、親子で取り組んでみてはいかがでしょうか。

 

 

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